丹後、大宮町の国営農地で栽培するオリーブの木。

丹後には米・魚・野菜はたくさん自給していますが、調理に欠かせない”油”は自給率2%ほどです。 そこで四代目社長が2005年に突然農家に転身し、4種類300本のオリーブを植樹しました。

オリーブは、種々の油の中でも比較的簡単に育てることができ、油の搾取も効率的で栄養価も高いとされています。 丹後の気候は夏は40度近くの猛暑で冬は大雪の降る厳しい寒さの地域です。

その中で育ったオリーブは逞しく良いオリーブオイルになります。 日本1番のオリーブを目指して日々努力しています。





栽培品種

オリーブの実は木の花粉を受粉して実ができます。

ただし、同じ品種の木同士では受粉しません。オリーブを栽培する際には2種類以上の木を植えないと実ができないと言われています。

わたしたちのオリーブ園では4種類の木を植えています。比較的に京丹後市の気候でも育てやすく、なおかつオイルに向いている種類の木を厳選していますのでご紹介します。

①ルッカ

耐寒性があり、耐病性にも優れています。小豆島では多く生産されている種類です。油の含有率は25%です。

②ミッション

寒さにとても強く、実のいい香りでオイルに人気の種類です。油の含有率は15〜19%です。

③マンザニロ

スペイン語で「小さなリンゴ」という名前のように、りんごのような丸い実をつけます。実つきが大変よく世界中で栽培されている実です。油の含有率は9〜14%です。

④ネバディロ ブランコ

耐寒性があり、花粉が多いので受粉樹としておすすめされている種類。スペインでは最も一般的なオイル用の実です。油の含有率は17%です。

太陽と雪のオリーブ『KANDAN』エキストラバージンオイル 京丹後産100%

夏の太陽、冬の雪。寒暖差の激しい四季を乗り越えて実った京丹後のオリーブたち。

フルーティさとハーブ感が共存する、繊細かつ力強い風味から、味覚の空間が広がるような感覚を覚えます。

2023年オリーブジャパンコンテストで金賞を獲得しました。

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